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Dr.新原の健康講座

2017年1月16日 月曜日 16:25

長寿の話

心身ともに健康で、長生きできれば素晴らしいですね。最近では100歳の誕生日を迎えられた方々のお話をよく聞きます。近代の記録では、最高120歳代まで長生きされた方々が数名いらっしゃるようですね。科学的にも人の細胞は120歳ぐらいまでの寿命を支えられると裏付けられています。細胞の中には回数券のようなものがあり、その回数券の数だけ細胞は分裂し、新しく生まれ変わることが出来るのだそうですが、それが終わるともう細胞も再生されなくなり、それ以上は生命も保てなくなるのです。ただ、そんな中でも生殖体はまた別でして、それは新しい命を創り、その生命はまた全く新しい何度も分裂できる細胞を持って生まれてきます。本当に不思議な話です。

生きているということ自体が本当に神秘なのですが、どのような生き方が私たちの限られた時間を少しでも健康に延ばしていけるか、現代医学である程度わかってきたようです。まず大切なのは食事です。私たちが食べるものが新しい細胞となります。ですので、口から入っていくものが私たちの細胞が強くなるか、弱くなるかを大きく左右します。世界で長寿国の多い地域を見てみますと、野菜・果物・穀類・そしてナッツを中心とした食事が体に合っているらしいというデータが出ています。その他、海藻類もとてもよろしいようです。穀類も大切ですが、出来るだけ脱穀されていないものが栄養素も多く望ましいです。これらの方々は、肉類を多く摂る方々と比べ、平均寿命は3年から7年長いという研究結果も出ています。

野菜や穀類でもアレルギーはありますので、その場合よく注意しながら召し上がって下さい。なられた方々ならご存知だと思うのですが、蕎麦アレルギーや小麦タンパク質のグルテンに対する拒否反応などは、とても深刻な問題になりかねません。

食事と同じぐらい大切なのは生活習慣で、適度な運動、十分な睡眠、禁煙と一般的にもよく知られているものが挙げられます。お酒に関しては、少量に抑えられるのなら、薬程度にお勧めする意見もあります。しかし大抵は少量で抑えきれず、肉体的に精神的に、そして社会的に問題になる場合が多いので、私としてはあまりお勧めできません。

そして、あまり重要視されていないようで、もしかしたら一番大切なのが平安な心です。そのような方々は、常に体を癒やすエンドルフィンが出ているようで、病気になり難いだけでなく、そうなってしまった時も治りやすいようです。私たちの食事、生活習慣にも影響される心の平安ですが、信心深く、感謝の念を持たれる方々は「平安度」が高いようです。ありふれたような事柄を並べました。しかしこれらは私たちの健康、長寿には欠かせないものです。そして、それらを実行されてきた方々を調べた研究の結果は、学会でも認められています。皆様も健康な生き方に挑戦されてみませんか。ただ生活習慣を変えようとされる場合、それは急にではなく、徐々にされますようお願いいたします。それではまた。

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プロフィール

Dr. Yutaka Niihara(新原豊), MD, MPH

1959年生まれ。東京都出身。
ロマ・リンダ大学宗教学科卒、同大学医学部卒。
ハーバード大学公衆衛生学修士卒。
Emmaus Life Sciences, Inc. President and CEO
UCLA 医学部教授(University of California, Los Angeles Harbor-UCLA Medical Center)

エマウス・メディカル・ジャパン株式会社

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